以前同じタイトルで掲載した時間帯よりも、もう少し早い時間のBangkok Stationの様子です。
今回は、駅内部で見た光景を中心に掲載してみます。
気動車列車以外の旅客列車はすべて客車による運行なので、当然のことながら機関車けん引。
フランスメーカによるALS.型電気式ディーゼル機関車。
米国メーカによるGEA.型電気式ディーゼル機関車。
フランスメーカによるADD.型電気式ディーゼル機関車。製造時期を除けば、基本は既出のALS.型と同一。
反機関車側には、列車番号、発車時刻と行き先を表示したプレートが掲出されます。
参考までに、始発駅発車時点で遅延が生じることもしばしば。
長距離列車の場合、画像のようにBangkok Station寄りに寝台客車が連結される場合が多く、一等車が含まれる場合は端部に連結されるようです。
線路終端部の装飾は時期によって変化しているようです。
列車の運行を支える行先表示板(サイドボード)と、出発信号機と思われる信号機。
駅構内には、Eastern & Oriental Expressのチェックイン場所があります。荷物置場の奥にあるようなイメージ。
駅のホーム上に無造作に置かれている?制輪子と思われる物体。減り方にむらのあるものもあり、使用限界を超えているのかどうかはわかりません。
停車している車両をよく観察すると、製造者銘板が取り付けられているのがわかります。特に、日本から譲渡された客車には「日本国有鉄道」の銘板も残っているようですが、これは世界的に見ても稀な例ではないでしょうか?