勝手にKDC~土佐の電車

勝手に高知県デスティネーションキャンペーン、略して「勝手にKDC」シリーズの話題です。

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高知の気軽な足といえば、とさでん交通(←土佐電氣鐵道)の電車。使用されている車両の中には、元々名古屋鉄道や山陽電気軌道で使用されていたものもありますが、一方で「外国電車」を所有していることでも有名です。

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運行日の中で、見かける頻度が高いと思われるのが、この910号。ポルトガル・リスボンで使用されていた車両を日本での使用に適した状態にするため、大きく手を入れられているのが特徴。
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外観が変わった一方で、内装は比較的現地の状態が残っている模様。
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日本国内の車両で使用されていた台車を流用していることもあり、横から見ると、ちょっと変わった日本のトラムという印象を強く受けます。

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こちらの320号は、オーストリア・グラーツで使用されてきたもの。外観は、910号ほど手を入れられていないように見えます。二軸車として残っているのも大きな特徴。
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内装も、なんとなく日本の車両と違うような印象を受けます。
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車内にこのようなステッカーが残っていました。こういうところからも、出身地の雰囲気を感じさせてくれますね。

なお、これらの外国電車は運行日が限定されています。詳しい運転予定は、運行事業者が発表する情報を参照してください。