懐かしのターミナル

終端駅という響きだけで少し物悲しくなる一方、起点と考えると前向きになることもできる駅。今回は、数ある終端駅の中から、既に思い出になってしまったものを選んで紹介してみます。
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かつて、茨城県の鮎川と常北太田を結んでいた日立電鉄の常北太田駅。
2005年3月をもって、鉄道ごと思い出になってしまいました。

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路線ごと思い出になった駅といえば、かつて茨城県の石岡と鉾田を結んでいた鹿島鉄道の鉾田駅も、その一つ。2007年3月をもって、鉄道駅としての使命は幕を閉じました。

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茨城県から離れると、名古屋鉄道美濃町線の関駅もあります。駅らしい駅は隣の新関駅であり、運行される列車の約半分は新関駅どまりでした。こちらは、2005年3月で路線ごと役目を終えました。

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鉄道線としての駅自体は残っていますが、軌道線であった名古屋鉄道岐阜市内線の(新)岐阜駅も、2005年3月で終了しています。

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駅はあるが思い出になったといえば、東京急行電鉄東横線の渋谷地上駅。東京地下鉄副都心線との直通運転を行なうため、2013年3月に地下駅へと切り替わりました。

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地上と地下が入れ替わったといえば、静岡鉄道の新静岡駅。駅ホーム自体は地上にありますが、駅ビルの建て替えに伴い、駅改札は地下から地上へと移動しました。
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地下化された駅から出発した特急列車が目指す先は、長野電鉄の湯田中駅。この駅自体は存在していますが、2006年の新型特急列車運行に合わせて1線化(または「棒線化」)されたため、スイッチバックを含めたこの光景は思い出に。

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棒線化された駅といえば、阪急電鉄の甲陽園駅も当てはまります。

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最後に、成田国際空港の第二ターミナルで使用されていた「シャトル」が2013年に使用停止され、動く歩道に移行したため、「シャトル」乗り場も思い出の光景となりました。