もっと!豊郷の小学校旧校舎

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前回に続き、解説よりは画像を中心にして豊郷小学校校舎(二代)を紹介します。
(以下、画像多めのページとなります。続きを開く際、回線の細い方、通信代従量制の方はご注意ください。)

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理科室内部。展示用として、備品等が見える場所に置かれています。
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X線の実験装置。当時の小学校にあるというところがポイント。
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隣の理科準備室から出てきた、米軍の乾電池。
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使い勝手はあまりよくなさそうですが、航空機の高度を測定するための計算尺。
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理科準備室には、まだ中が整理されていないとされる写真暗室がありますが、この中を片付けていけば、また別の発見があるかもしれませんね。
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理科準備室のドラフトチャンバー室。準備室側にあるので教員用と思われますが、きちんとした部屋になっているというのが見どころ。

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当時を再現した教室の内部。当時のものを再現したとされる机の天板が斜めになっているため、天板にはコップを置く平らな窪みがついています。また、天板は開閉可能。中に収納スペースがあります。

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貴賓室の内部。大小あるうちの大きいほうの部屋です。イメージとしては、応接室。

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旧職員室を転用した資料室にある、学校敷地の模型。これを見てわかるように、校舎の屋根は平らなので、屋上に出られる構造になっています。
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屋上から見た、旧図書館。
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屋上から見た講堂。
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豊郷小学校校舎(三代)。この校舎も細長くできていることがわかります。
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シンボルになっている、車寄せ前の池も、上から見たらこんな感じ。
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外観のちょっとしたアクセントになっている、風見。
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風向は、外に出なくても唱歌室前廊下上にある風向計でチェックが可能になっています。

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校舎の断面。鉄筋コンクリート造なのですが、中に木材も見えます。

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階段前にある手洗い場。

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蒸気暖房があった頃は、辯富の保温も蒸気で行なっていたとのこと。

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わずかに残されている下駄箱。

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古川鉄治郎氏の胸像。
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同じく、古川鉄治郎氏の定礎銘。
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ここでいう「ソニー受賞」とは、第六回ソニー理科教育振興資金の最優秀校に選ばれたことを示します(当時はまだ財団法人設立前のため、ソニー株式会社の助成活動だった。また、第六回から、同教育振興資金の対象に中学校も加わった)。この点からも、同学校の教育水準は高かったものと思われます。
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他の部分が駐車場になっている今、講堂前に残っている園芸農地。

なお、今回紹介した理科室、再現教室や貴賓室、および屋上は、グループで豊郷町観光協会へ事前に申し込み、「特別見学案内ツアー」に参加した場合のみ拝見することができます。

以上、勝手に滋賀県デスティネーションキャンペーン、略して「勝手にSDC」の話題でした。