熊電銀座線

熊本電気鉄道名物?の「青ガエル」に代わる車両として導入された車両の話。
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見てのとおり、もと東京地下鉄01系電車の車体を再利用した電車が、2015年から熊本で走り始めました。

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車内を見ても、運転台を見ても、01系電車そのもの。

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微妙に東京地下鉄時代の掲出物が残っており、熊本での掲出物と共存している光景。

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外観を見ると、空調機の搭載位置の都合で車体中央寄りに設置された集電装置が目立ちます。
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銀座線と線路幅が違うため、台車も交換されています。それも、CFRPを用いた最新鋭のもの。
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車内の蛍光灯も、交流200V系の電源を直接接続可能なLED照明に交換されています。単なる車体の再利用ではなく、新しいものを取り入れているのが、この電車の特徴のひとつ。

さて、「青ガエル」こと5000系電車は一両編成であるのに対して01系電車は二両編成。そのため、途中駅のホームからはみ出ることになりますが、そこは後ろの車両のドアを締切扱いにすることで対応。
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ここに限りませんが、車内で運賃精算をするタイプの2両ワンマン運転列車は、後部車両の乗降ドアが開かない場合が多いので、注意が必要です。