肥薩線では、機関車けん引による客車列車に乗車することもできます。
快速列車扱いの「SL人吉」(「SL人吉号」ではない)。愛称のとおり、蒸気機関車がけん引する客車列車です。
この機関車は1922年に製造されたものですが、ボイラも運転台も、さらには台枠も新規製作したものに取り換えられています。
機関車の後ろにつながれている炭水車背面に取り付けられている銘板。
この列車も観光列車なので、途中駅での数分停車があります。
新幹線や他の在来線等との乗り換え駅である八代・新八代の両駅以外は、駅のホームに降りたり、駅前に出てみたりして楽しむことができます。
のんびりした雰囲気の途中駅とは変わって、終着駅の熊本駅は高架ホームに到着。
熊本駅からは、ディーゼル機関車のけん引で回送されます。