もっと!千里浜の海岸道路

以前紹介した、「千里浜なぎさドライブウェイ」。今回は、2016年5月現在のもう少し詳細な情報をお送りします。
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まず、ここへの行き方ですが、石川県羽咋市のウェブページなどでも紹介されているとおり、北陸自動車道の金沢森本インターから「山側環状道路」(国道159号)に入り、「のと里山海道」を目指すのが、もっとも便利です。
仮に福井方面から来た場合でも、金沢東インターではなく金沢森本インターを経由したほうが、北陸自動車道を出てから「のと里山海道」の今浜インターを降りるまで信号がないため、渋滞さえしていなければ非常に快適でもあります。

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ドライブウェイの終点。そこで海岸が途切れているわけではなく、単に終点。海岸に出たら、この反対側へ向けて走り出すといいでしょう。

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海を見ながら、ひたすら砂浜を走り続けることになります。

ここで、走るときのワンポイントアドバイス。
言うまでもなく未舗装路なので、タイヤのグリップ力が低下しており、また路面の不整などで方向が乱れやすいので、他の未舗装路を走行するのと同じく慎重な運転操作が必要です。
また、湿っていない「路肩」に踏み入れるとスタックの原因となるので、停車の際は場所の選択に注意しましょう。
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また、途中に「川あり」の看板が立っていたり、センターポールが立っていたりする場所もありますので、併せて注意が必要です。

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「沿線」にはこのようなお店もあります。

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このような路面をひた走り約8km先にある、もう一つの終点。ここまで来たら、今来た道を折り返してもいいし、舗装路に戻ってもいいでしょう。

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直接「のと里山海道」の千里浜インターに出たい場合は、途中の砂浜出入口を利用することも可能です。
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それ以外にも何か所か出入口があるので、適当なところで外に出ることも可能。

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で、海をバックに訪問した記録をするのもいいでしょう。

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ただし、このような記録をするには、観光客がなだれ込む前の早朝から午前九時くらいまでの間にするのがいいと思われます。また、時間帯によっては砂浜メンテナンスのために地面を引っかくこともありますので、人工的に加工されたものを画面に入れたくない場合は、タイミングも大切になるでしょう。

最後にもう一つワンポイントアドバイス。
使用しているタイヤによっては、パウダー状になった砂がグリップ面に付着し、走行安定性に影響が出る場合があります(画面に出ている「石橋を履いた熊猫」は影響が出ていた)。帰り道などで高速走行をする前にタイヤを軽く洗っておくと安心です。
もちろん、砂浜を走って車体等に塩分が付着していると思われますので、砂浜を楽しんだ後は早めに洗車(可能であれば、下回り洗車も)することをおすすめします。

楽しんだ後で思い出してほしいのが、この砂浜も侵食により減少しているという事実。利用者の心がけでどうにかなる問題ではありませんが、この事実は忘れないようにしたいところです。