ごちそう・ホッキ貝

ホッキ貝

  • 二枚貝綱異歯亜綱バカガイ上科バカガイ科の一種
  • 姥貝の北海道地区における呼び名
  • 日本国内において苫小牧漁港の水揚高は多く、2002年7月に「苫小牧市の貝」として指定

そんなホッキ貝をごちそうとしていただく方法の例として、とある「駅弁」をいただく機会がありましたので、紹介します。
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室蘭本線(支線)の終点一つ前にある母恋駅の駅弁である「母恋めし」。一日に用意できる個数が限られているということで有名な駅弁です。
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パッケージを開くと、大きなホッキ貝が目を引く一方、ごはんがおにぎり形状になっているためコンパクトな印象を受けます。
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メインとなる「ホッキ貝の炊き込みご飯」は、ホッキ貝のエキスを含んだ炊き込みごはんの上にスライス状のホッキ貝をのせたおにぎり。これが個包装されているので、鉄道車内でも箸を使わず手軽にいただくことができます(このようなパッケージとなっているため、箸は入っていない)。

口に入れた感想は、「素材の味を感じさせる薄味」。
このおにぎり二つのほか、ごはんより少し濃い味の燻製卵やチーズなども個包装で入っており、味のアクセントとなっています。

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パッケージ内側に入っていた紙には、「鉄分たっぷり」との謳い文句が。これは、弁当に含まれる栄養素としての鉄分がそれなりに含まれているからですが、それ以外に室蘭が鉄鋼の街であることと、「駅弁=鉄道」もかけているものと思われます。