(画像追加)Xperia XZのカメラ機能を少しだけ試す

メーカがXperia XZの売りとしているのがカメラ機能とオーディオ機能。そのうち、カメラ機能がどのようになっているのかを少しだけ試してみました。

ここでは比較として、Android 6.0.1なD5803(Xperia Z3 Compact)で同じ場面を記録したものも併せて掲載します。
いずれの画像も「プレミアムおまかせオート」で8MP(4:3、ただし本所掲載用として640×480に縮小)にし、飲料カップにピントを合わせています。

これに対して、SOV34で記録した画像はこちら。

これ以外にも何ショットか記録しているのですが、何も気にせずシャッターボタンを押すと、全体を明るめに記録しようとする傾向があるように見えました。
注目したいのは、画像中央に見えるピラーの色合い。D5803のような青みが抑えられているのがわかります。


明るすぎる露出が気に入らなかったので、なんとか補正量が少なくなるようにして記録したのがこちら。こちらのほうが現場の雰囲気に近いです。

まだ屋内照明下での記録しかしていないためはっきりしたことは言えませんが、XZになっても「使う人の技術」がものを言うカメラ機能であるように見えました。

【2017年1月22日追加】
これも屋内ですが、別のパターンで記録した画像を追加します。

D5803で記録したCappuccino。


SOV34で記録したCappuccino。
D5803のものと比べ、コーヒーソーサーなどが微妙に赤みを増しているように見えます。

続いて、上に記した画像の縮小前画像を3倍に拡大したものを掲載。

D5803で記録した画像の拡大。赤色のテーブル全体がやや黒ずんで見えます。


SOV34で記録した画像の拡大。D5803と比較してノイズをうまく潰しているように見えますが、一方でシャープネス処理によるものと思われる黒い線が、テーブルとの境界部に見えています。


SOV34は、きちんとこれを「料理」として認識。その結果が微妙な色味の変化につながっているのかもしれません。