まっすぐ、大胆に

2017年3月18日から公開となった「ドリームスターズ」映画で感じたことを簡単にまとめてみました。

  • 年を追うごとに3DCGで描かれた部分が増える一方で手書きの部分も残している。
  • 対象年齢層を考慮して?3D上映をしない代わりに登場キャラクタが立体的に見える演出があった。
  • やはり「劇場参加型」のスタイル。ライトを振るだけでなく、銀幕から客席に向けての呼びかけもあった。

過去にも音楽会を開いたりミュージカルを展開したりするなど、賛否両論ある中で新しい試みを入れ続けてきた春の映画作品。宣伝用のポスターを含め、今回は特に映像表現に力を入れてきたように感じました。

ストーリー自体は定番?の「日常→何か出た!→助けて→行こう→捕らわれた相方の救出→親玉の退治」であり、人によって感じ方が違うと思うのでここでは触れません。ただ、この作品を観たら「自分が正しいと思ったことは考えるよりも先に手が出る」「格好悪い、みすぼらしいといった見かけに関係なく、自分が正しいと思ったことを貫き通す」というメッセージはきちんと感じ取りたいところです。

逃げるために走ってきた道を、今度は立ち向かうために走っていく。前向きな気持ちになると、途中で息が切れても気持ちは折れない。
初代の黒白時代から十年以上経過し、当時の作品を評価の基準にしている人や深夜帯の映像作品と比較する人が、近年の作品に対して後ろ向きな見方をしていることも多いように見えますが、それでも「伝説の~」シリーズの制作に関わる人たちがこれからも自分が正しいと思った道から外れることなく伝説を積み重ねていくことを信じたいと思います。

最後に、一部の映画館ではキャストの方が登壇する上映会の当日券販売があったということを、備忘録として付け加えておきます。