クリームの意味

最近、やっと「伝説のパティシエ」の内容を知ることができたので、少し触れることにします。
それは第八話ではっきりしたように見えます。

自在に形を変えられるクリーム。それを操れるの「伝説のパティシエ」。劇中に出てくる「キラキラル」は希望。クリームに込められているのは「キラキラル」。

つまり、「希望さえ持ち続ければ自分の力で未来を形作れる」というメッセージの発信。一部ではクリームで困難(敵方)に立ち向かうのが映像的に物足りない、意味がわからないという意見も見られますが、一方でこれを「強い希望があれば困難も押し退けることができる」というメッセージであると考えれば、表現の違いはあれども「心の強さ、ぶれない気持ちを持ち続けることの大切さ」を説いていることに変わりはないとも言うこともできます。

自分が今まで生きてきた中での経験を「レッツ・ラ・まぜまぜ」して自分が実現したい未来や生き方を創造することの大切さを菓子で可視化し、その様子をパティシエ・パティシエールに見立てて話を広げていく。お店を開く(現実世界では様々な許可・届け出や食品衛生責任者の設置等が必要ですが、ここでは触れないことにします)ということは外部の人との関わりが発生し、自分の世界が広がっていくということにつながる。
「伝説の~」シリーズの芯がぶれていないことがわかりましたので、とりあえず今季も安心して話の展開を見守ることができそうです。