手元に、Xperia Z Ultra (SOL24)がやってきました。しかし、まだ自前でモバイル通信することはできません。さて、どのように使えばいいのでしょうか？

まず、このZ UltraはC6833ではなくSOL24なので、日本国内においても堂々と電波を発信させ、無線通信させたいところ。
機器の仕様を見てみると、Xperia Z Ultra(SOL24)はBluetoothテザリングに対応しており、Xperia Z1 (SOL23)も同様に対応しています。そこで思いつくのが、SOL24からSOL23にBluetooth接続し、外部との通信をSOL23に受け持ってもらう方法。これで、通信会社との契約1本で2台の端末を使い分けることができるようになります。また、この方法を使用すると、ディスプレイの電力消費が激しいとされているZ1のディスプレイを使用しなくても済むため、多少の電力節約をすることもできます。

この程度の大画面になってくると、応急的にナビゲーションが必要となった場合においても、表示が広い分だけ快適に利用することができますね。表示データはBluetoothテザリングで受信し、GPS信号は自前のセンサで受信できるので、動作上は問題なさそうです。画像は使用状態のイメージですが、実際の使用時は確実に本体を固定できる方法を考える必要があります。

ところで、Z UltraはWi-Fiテザリングにも対応しています。ということは、外部機器をテザリングで接続したい場合に

他の接続機器→（Wi-Fiテザリング）→Z Ultra→（Bluetoothテザリング）→Z1

という接続方法もとることができます。当然、Z1へ直接Wi-Fiテザリングするのがシンプルですが、Bluetoothテザリングのほうがより電力消費が少ないといわれていますので、Z1を電話機としても使用するのであれば、選択肢の一つになるのではないでしょうか？また、Z Ultraを中継器として利用できますので、他の接続機器とZ1の間をより離せるという利点？もあります。

カメラ機能については、Z UltraよりもZ1のほうが圧倒的に高性能なはずなので、使用する機会はないでしょう。そのZ1(SOL23)も、Android 4.4のアップデートでカメラ機能がより向上するので、本当は早くアップデートしたいところ。また、このZ Ultra(SOL24)にもZ1(SOL23)と同じ日にAndroid 4.4へのアップデートが提供開始となりましたが、C5503での経験上、いくつか引っかかるところがありますので、Android 4.4へアップデートしたらどうなるかということについて記載するのは、もう少し先になりそうです。