心でつくる

「伝説のパティシエ」第二十話を観て感じたこと。

技の「天才パティシエ」とひらめきで行動する「スイーツ好き」。前回の話では「見た目と味の勝負で比べ物にならない」様子が描かれていましたが、見える人にしか見えない成分「キラキラル」の含有量で比較すると、宇佐美さんがつくったものにも多く含まれていることがわかります。

「天才パティシエがつくったものがおいしく感じるのは、その肩書きがあるから」なのか?テクニックだけでは相手の心を揺さぶることができないのはなぜか?その回答のヒントが、以前触れた茶会の話に含まれているのではないかと考えます。
ただ形を真似ても、それだけでは物ごとの本質に触れることができない。ハートが大事。相手のことを考え、自分の気持ちを相手に伝える努力と行動が結果を生み出すのです。

さて、この「天才パティシエ」さんはその本質に気づいて、自らを一段上のステージに導くことができるのでしょうか?これからしばらくは、そのあたりが見どころになるかと思います。