白黒画像の魔法


以前の記事で白黒の風景画像を掲載してみましたが、ここでは他の画像で同様に処理したらどのようなイメージになるのか試してみました。

以下は、シャドーのレベルを落とすことによってコントラストを上げ、少し重々しいイメージとなるように仕上げています。


東京の新しい電波塔と「ばすてき」な何か。


世界文化遺産の構成遺産から人物の雰囲気を消して白黒化すると、そこだけ時間が止まったような感じに。


廃線跡を題材にすると、その風景が思い出の中だけに存在しているかのように。


遠くに見える山から噴出す物体は、この地に新たな生命をもたらすものなのか、それとも生命を元の姿に戻してしまうものなのか?

いろいろと試してみましたが、やはり最も印象深くなる題材は「ヒトの気配がしない遊園地」のような気がしてきました。ヒトの楽しい笑顔と声であふれている場所という印象に対して、提示される画像からは活気が見られず静まり返っているというギャップが題材を引き立てるからなのかもしれません。