勝手にSDC~静岡市の動物園


千葉市の動物公園でレッサーパンダ(立ち上がることで有名になった「風太」(上記画像)を含む)を見てきた以上、こちらにも行く必要があると考えたので訪問してみました。
(以下、画像多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)

静岡市立日本平動物園

  • 1969年に開園
  • 2007年4月から2013年3月まで再整備事業(リニューアル)を実施、同年4月にグランドオープン
  • 静岡県静岡市
  • 通常時は月曜日以外の午前九時開園、入場料は大人610円


レッサーパンダの立派な飼育施設があるこの動物園は、日本国内のレッサーパンダ(とオオアリクイ)の血統登録を担当しています。国内で飼育されているレッサーパンダの血統を管理し、かつ国際機関との調整も実施。動物園間での個体移動も、血統や個体の相性などを考慮して行なわれるようです。



こちらの動物園にも「ヤギ」「キリン」や「アジアゾウ」がいます。

この動物園は、リニューアル工事によっていくつかの特徴的な展示施設が設けられています。

「ライオン」等がいるのは「猛獣館299」と呼ばれる猛獣館。近年の施設に増えているガラス仕切りによって、動物をより近くで観察することができます。

「アムールトラ」も立体的に観察可能。

「ジャガー」を間近で見ると、ライオンやトラと比べてやや太めの足や、体の模様の違いがよくわかります。

続いては、鳥類の展示施設。


この画像を見る限り、間に柵や網が見当たりません。

「フライングメガドーム」と呼ばれる大型のフライングケージ内部に入り、空を飛ぶ鳥類を観察することができるようになっています。

また、このケージ内部には「ジェフロイクモザル」も同居。


この動物園には、(リニューアルされた)は虫類館もあります。


動物園の公式ウェブページには全ての飼育・展示生物が掲載されているわけではないため、現地を訪問すると様々なヘビやカメ等を見ることができて驚くかもしれません。


野生種は「絶滅危惧II類」(IUCN: VU(Vulnerable))であるにもかかわらず、日本の動物園等において飼育数が多いのが「フンボルトペンギン」。「ヒトの姿になったフンボルトペンギンの看板」はありませんが、広々としたスペースの中で行動するペンギンの姿を観察することができます。


また、人工的に夜の環境をつくりだして展示する「夜行性動物館」もあります。

「ルーセットオオコウモリ」が飛んだりぶら下がったりしている様子も見られます。

公式ウェブページでは紹介されていませんが、「フェネック」も展示されています。こちらの個体もよく動き回るので、「野生解放」(=ISO最高感度を12800に設定)した写真機を用いても姿をとらえるのは難しいです。


最後に、こちらの動物園にも本物の「ヤギ」がいることをお知らせしておきます。