最近の音源吸出しについて

ここまで様々な方法を試してきたのですが、「低域が出ても高域が出ない」「刺さるような音はしないが眠たい感じになる」など、決定打に欠けていました。
そこで、現在試している方法はこちら。

以下に記載の内容は、その後の評価や新しい施策により変更や不使用に変わる場合がありますので、お試しの際はその点ご了承ください。

それは、CD-DA方式のディスクもイメージ化・仮想化可能なソフトウェアの使用。

こちらでテストした結果、このソフトウェアを使用する際は以下の点に注意する必要がありそうです。

  • 「オプション」の「デバイスコントロールインターフェース」はWindowsのATAPI/SCSIコントロールインターフェースを選択。そうしないと、吸出し・仮想ドライブともにぼやけた感じの平べったい音になってしまいます。
  • このソフトウェアで作成可能なイメージ形式のうち、拡張子.imgのものと拡張子.binのものはほぼ同じ音の傾向になります。
  • 信じたくない事実ですが、CDイメージ作成時に残った「音の傾向・くせ」が仮想化した後のものから吸い出したwaveファイルにも影響を及ぼします。そのため、イメージ化の作業はCDドライブからの音源直接吸出しと同じ配慮が必要です。
  • これも不思議な現象ですが、仮想ドライブからの吸出し時に20倍速程度の速度でしか吸出しできない仮想イメージ(しかも特定のもの)があります。
    →詳しく見ていくと、これはディスクイメージの激しい断片化によるもののようです(2017年12月追記)。
  • 当然のことながら、法律で認められている範囲内でイメージ化の機能を使用するようにします。

こちらでの結果ですが、CDからの直接吸出しと比較して「低域の下限」「高域のきれいさ」「音の揃い方」で優位にあるように感じました。しかし、少なくとも当方の環境下において「音楽の表情」を描くという点ではまだもの足りないのも事実。あとは再生環境で好みの色をつける必要があるのかもしれません。