池袋にあった「がーでん」という名の庭

2017年10月31日夜に惜しまれながら幕を閉じた「がーでん」。ここではかつて都心に存在した「庭」を画像で振り返ってみたいと思います。

(以下、画像多めの構成なので、従量制料金でごらんの方はご注意ください)

(ここから先の推奨BGM: VICL-64752の6トラック目)


東京都豊島区にある「楽園タウン」。その屋上に、例の「庭」はありました。


このエレベータに乗ると「庭」に行けそうなのですが、実際は四階から屋上まで階段連絡になっているほか、入場時間前の待機列は一階から階段を用いて形成していたため、直通にはなっていませんでした。


店外の路地で一度整列し、そこからこの階段を上がって入場するスタイルでした。


2017年8月からは週末等の入場券オンライン予約も行なわれましたが、予約枠の余りと予約対象外の平日はこの入場整理券での管理が行なわれていました。
(念のため、この画像に一部加工しています)


入場のために支払う料金には、千円分の金券とグラスまたはジョッキ(飲料選択により異なる)1つが含まれており、後者は持ち帰り可能でした。入場時に資格の確認をとり、リストバンドとマイグラス/ジョッキを併用することによりアルコール飲料利用可否を確実にする施策だったように思います。
(一部の金券が今後も有効になる可能性が残っているため、モザイク処理を追加しています)

2017年10月12日からは、いわゆる「まくはりちほー」で景品として配布されたステッカーもランダムで配布されました。
(一部の金券が今後も有効になる可能性が残っているため、モザイク処理を追加しています)


金券を使用して入手できた料理の例。これはオムそば。

「りょうり」(一般には「カレーライス」)の提供もありました。

2017年10月20日からは「まくはりちほー」でおなじみの「青いたこ焼き」も提供されました。

飲み放題枠とは別に、オリジナルドリンクを注文することもできました。オリジナルコースター付でしたが、全てがランダム柄の限定デザインということで、下に敷いて使うのをためらうという矛盾。


「庭」の奥にある物販スペース前にはカウンター席も完備されており、ひとりでゆっくりと時間を過ごしたい方にも対応していました。


また、かつてはこのように本メディアミックスのアニメーション作品に登場したキャラクタのパネルも多数見ることができましたが、おそらくは強風という「強敵」が原因で、10月30日は姿を消していました。
 
 
……そう、この「庭」にはもうヒトも「フレンズ」もいないのです。
ある日を境にして、突然姿を消してしまったのです。
 
 
本ウェブログ管理者は遭遇していませんが、スペシャルゲストが来たときは「どったんばったん大騒ぎ」。そうでないときはゲスト同士が持ち寄ったものを見せ合ったり、射的(2017年9月4日から)や「かたぬき」(2017年10月17日から)を楽しんだりして穏やかな時間が流れていました。また、どこかの「タイリクオオカミ」さんみたいに書き物をするにも好適でした。

スタッフやゲスト、そうして登場キャラクタに扮して様々な対応をしてくれたキャスト(実際はスタッフだと思うのだが、その方たちは本当にキャラクタになりきって活動していたので、ここではあえてキャストと呼ぶ)がこの「庭」で繰り広げた物語も、思い出の光景に。


このような賑わいが再びどこかで見られる日が来ることを願って……。