勝手にSDC~東伊豆町の「動物の王国」

以前紹介した動物公園から自動車で移動できる距離にある施設の話。
伊豆アニマルキングダム
(以下、画像多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)

伊豆アニマルキングダム

  • 1977年に「伊豆バイオパーク」として開園
  • 2010年にリニューアルで「アニマルキングダム」となる
  • 静岡県賀茂郡
  • 午前九時開園、入場料は大人2,200円

コンゴウインコ/Macaw
訪問日の外気温度が低かったからか、片足でロープにつかまっている「コンゴウインコ」たち。もう一方の足は震えていたように見えました。


この施設には大きく分けて動物園エリアと遊園地エリアがありますが、このうち動物園側の多くを占めるのが「ウォーキングサファリ」。様々な草食動物が気ままに過ごしている様子を通路から観察することができるようになっています。
グラントシマウマ/Grant's zebra
この通路から「グラントシマウマ」などにエサを与えることができるようになっています。
(エサやり対応施設では、動物たちがしばしば「さっさとエサをよこすのです」という表情を見せます)


訪問者は通路から安全に観察できますが、事業用車両の周辺は別の「サファリパーク」状態に。

キリン/Giraffe
「食性が植物食で鯨偶蹄目に属しているということから判断すると、あなたは『ヤギ』ね!」
いいえ。ヤギと同じ植物食で鯨偶蹄目でも、こちらはキリン科キリン属に分類される「アミメキリン」です。


「アフリカゾウ」はサファリゾーンから少し離れた別の場所にいるのですが、その近くにあったのが「ゾウのフン」。触ると「運がつく」ということのようですが……。
(念のため一部画像を加工しています)



こちらには、ささやかながら?鳥類が放たれているケージに入ることができるようになっています。
アフリカオオコノハズク/Northern White-faced Owl
電球暖房で暖をとる?「アフリカオオコノハズク」もいます。

ヤギ/Goat
ケージの近くには、本物の「ヤギ」など比較的小柄な動物たちが集まっているエリアがあります。
ミーアキャット/Meerkat
きちんと見張り任務を果たしている「ミーアキャット」。
ミーアキャット/Meerkat
それに対して、見張り任務から離れて非番?な「ミーアキャット」。
アライグマ/Common raccoon
「アライさん(仮名)はここから外に出たいのだ!せめて、エサだけでもほしいのだ!」と言っているような?仕草の「アライグマ」。特定外来生物を檻や柵なしで直接観察できるという、貴重な経験をすることができます。
(参考までに、施設係員は仮設はしごをこのスペースに入れて出入りしていました。見た範囲内で扉が見当たらないので、うっかりでもエリアの外に出てしまわない構造になっているようです)

カピバラ/Capybara

動物園お約束の?施設である「わくわくふれあい広場」。入場には別料金が必要になりますが、ここでは「カピバラ」や「マーラ」などを至近距離で観察することができます。
なお、静岡県民には「どす黒いものを食べてくれる生命体」として知られているらしい?「ミナミコアリクイ」もふれあい広場の中にいます。

この施設もう一つのみどころが「猛獣」たち。
チーター/Cheetah
集まって休んでいる「チーター」。基本は単独で生活する動物なので、これは「5つ子なら可能!」な光景。
ライオン/Lion
「ごろごろしていたい……」という声が聞こえてきそうな「ライオン」。
ホワイトタイガー/White tiger
白い奇跡の「ホワイトタイガー」。自然界で見かけることはないとされる動物ですが、これはタヌキが「みんなの仲間に入りたい」と言って化けた姿ではなく、「ベンガルトラ」の白変種のことを指します。
(そもそも、トラは単独で行動する生き物なので、基本は1頭ごとの展示だそうです)


そうして、「草食」と「猛獣」の各バックヤードガイド(実質的には「エサやり体験」付の飼育担当者トーク)も開催。
ホワイトタイガー/White tiger
定常・非定常の作業や動物たちにケガをさせないための工夫などの話を聞くことができるほか、国産牛肉(飼育担当者談)を一口で食べてしまう様子を見ることができるイベントとなっています。