未来へ繋ぐ階段

愛知県名古屋市の伏見地下街出入口は「未来へ繋ぐ階段」という愛称がつけられ、かなり目立つ装飾がなされています。
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B階段は、第一月台への入口。「のりば」や「ホーム」でなく、「月台」と記載されているところがポイントです。

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次にA階段を見ます。後ろには三次元の送水口があり、万一の際はそれを使用することができます。

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正面に回ると、A階段が台湾鉄路管理局の板橋車站や南港車站につながっているように見えますが、残念ながら伏見の地下街と名古屋市交通局の伏見駅に行くのが精一杯です。
できれば、描かれている鉄道車両中央にある社章は、台湾鉄路管理局のものではなく、名古屋市交通局の地下鉄で使用されているシンボルにしてほしかったところ(それ以前に、台鐵は捷運を運営していない)。

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その他、細かく見ていくと、キノコが生えていたり、カタツムリが佇んでいたりなど、小ネタは豊富です。

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こちらは階段D。上に置いてある空調機も装飾の対象になっています。

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階段Dの後ろ側に描かれている門(台南孔子廟と思われる)は、よく見ると手前の柱に隠れている部分が破線で描かれています。芸が細かいです。

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階段Dは、台湾からの旅行者にやさしい仕様。改札口と出札が地下にあることを文字で案内しています。こちらは、きちんと伏見駅仕様に。また、「地鉄」ではなく「捷運」、「負一楼」ではなく「地下一楼」となっているのも見逃せません。

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一方で、この階段Dを下ると第3新東京市へ行けそうな気がしますが、残念ながら伏見の地下街と名古屋市交通局の伏見駅に行くのが精一杯です。

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階段Eも、かなり派手な装飾。

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なぜか、二次元のハチミツが放置されています。

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さらに見ると、ハチが一匹と二次元の消火栓が一つ。ただ、消火栓は三次元かつ実使用可能なものを置いてほしかったですね。