熊猫の整体

先日、リジッドカラーを取り付けた熊猫。しかし、アライメント調整は同時実施していませんでしたので、約500km走行後にアライメント調整をしてもらった結果。
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測定してもらった結果、前輪のキャンバー角と、リアのトーが、いずれも片側ずつですが、基準範囲外になっていることが判明しました。ところが、リジッドカラーで遊びが最小化されているため、調整はリジッドカラー未取付車に比べてやりにくかったとのこと。それでも、なんとか全てを基準範囲内に収めてもらうことができました。

で、何が変わったか?

リジッドカラー装着後に感じていた、「ステアリング操作が装着前より重くなった」「同じように曲がるためには、装着前よりも多くステアリング操作をする必要がある」が、ほぼ解消されたように感じます。あとは、装着前から出ていた「濡れたグルービング路面を走ると、突然リアの安定性が乱れる」件がアライメント調整で解消したかどうかを調査する必要がありますが……。

リジッドカラーの開発元は「馴染んでからのアライメントを推奨」としていますが、一方で開発元の工場で足回りの分解を伴う整備を受けた車両は、「一度目の」アライメント調整後に長距離の試運転を実施しているようですので、やはり可能な限りアライメント調整は同時施工したほうがいいのかもしれませんね。