以前、前部座席下に敷いた遮音マット。
そのとき、後方からの音が気になるようになりましたので、今度は後部座席下の床面にも敷いてみました。

結果ですが、後ろの床面から聞こえる音（低域を除く）も多少減衰して、前部座席と同等になりました。
これだけなら結果倒れにならないのですが、今度は側面から侵入する音が気になりはじめました。ある意味、泥沼にはまったとも言いますが。

ここで、今後考えられる施策について考察します。

メーカが「風切り音防止テープ」として販売している商品を取り付ける場合、風切り音の低減というよりは、ウェザーストリップをより強く押しつぶすことによる、ウェザーストリップ中空部を抜ける音の低減を期待することになります。

もう少し考えると、ドアにはメンテナンス用の穴がいくつか開いていますが、その部分は遮音が弱くなっていると考えられるので、根本的にはドアのデッドニングを施して、振動のダンピングと遮音性能を向上するのがいいかもしれません。

後者は前者に比べて、手間と費用が大幅にかかることが予想されますので、まずは前者を試してみるのもいいかと考えています。