続・野生のシカを観察する

厳島神社
厳島でまず思いつくものとして、本社本殿などが国宝(1952年第76号)指定され、また1996年に世界文化遺産へ登録された「厳島神社」があるかと思いますが、もう一つ注目したいのが「シカ」の存在。

ニホンジカ/Sika deer
厳島(宮島)のシカ。
ニホンジカ/Sika deer
山中で生活しているものが海沿いの通りに現れたときの様子。見た範囲では、特に店舗を荒らしたりすることはないように見えます。

ニホンジカ/Sika deer
海とシカの図。「海鹿」と書くと、それは「アシカ」になったり「アメフラシ」になったりする場合もあるそうですが、この様子を見ると厳島のシカにふさわしい表現のようにも見えてきます。
ニホンジカ/Sika deer
海岸にいるシカをよく観察すると、波打ち際に漂着した草類(おそらく塩味)を口にしていることがわかります。

ニホンジカ/Sika deer
ヒトとシカの行動エリアが交錯し諸問題が発生することもあるようですが、互いがうまく共存している光景が今後も続くことを望みたいところです。