京都・嵐山といえば「渡月橋」や「竹林」等が有名ですが、ここで地面や水面から山へ視点を移すと見えてくるものとは……?
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嵐山モンキーパークいわたやま
- 地元大学が研究のために餌付けしたのがはじまりとされる
- 1957年に一般へも開放
- 京都府京都市西京区
- 午前九時に開門、入場料は大人550円
ここは一般的な動物園等とは異なり、ヒトが野生のニホンザルを「暗黙のルール」を守って観察する場所。
観察場所までは概して一方的な登り坂。
「山頂」の広場から見る光景。観察エリアはそれなりに高い場所にあることがわかります。
「山頂」の休憩所内部からは、周辺にいる「ニホンザル」へ指定のエサを与えることができます。
指定された場所で、指定されたものだけを与えられるという施策が、この場所を成立させている重要な要素であるといえます。
近くにヒトがいても動じないニホンザル。しかし、彼らは間違いなく野生のサルです。尾が短いことがわかりますが、ニホンザルは霊長目オナガザル科に属する生き物です。
もちろん、地面だけではなく木などの上にも登ります。
気づいたら、こんな場所にも……。
子ザルの姿が見られる期間は、あちこち動き回る子ザルと制止を試みる親ザルの行動を観察することができます。
このような光景を含め、行動観察するときは少し離れて、遠くから静かに見守るようにしたいところです。