NOTEの感じをよくする試み~結果編

施工完了状態
前回の記事で「アッパーマウント・クリアランスリング」の取付を紹介(新しいウィンドウ・タブで開きます)しましたが、その結果がどうなったのか?

まず、ステアリングの操作が「しっとり重く」なりました。そうして、ステアリングを操作した分だけ「しっとりと曲がる」ようになりました。また、高速自動車国道でまっすぐ走るための修正舵を当てる頻度がかなり減ったほか、スピードバンプを乗り越える際に「ダンパーがよく仕事をしている」感が増しているので、遊びを減らした分だけ足回りがきちんと動くようになったといえるように思います。

一方、速めのステアリング操作による「スパッと曲がる」感触がほぼ消えてしまいましたので、感覚的には「キレのよさを取るか、不整路での安定性を取るか」の選択になるかもしれません。

ベアリングダストカバー
他のウェブサイトやウェブログなどでよく見られる、「YarisやCorolla等向けベアリングダストカバーの流用」は、この車両でも可能でした。ただし、取り付けた品物に対して直径がやや足りないようにも見えます。

ゴムキャップ
そこで、500(やPanda)乗りの定番?になっている、このタイプのキャップを取りつけてみます。
キャップ取付状態
かなり外周が余りますが、リングを完全に覆うことができるので、少なくとも上からの水の浸入に対して効果があるものと考えます。

左前輪側は配線の束と干渉しますが、キャップ自体に柔軟性があるので、取り付けることは可能です。
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以下はあまり他所でも触れられていない内容となりますが、ステアリング操作が重くなったということは、車両のどこかに新たな負担がかかるようになったといえるのではないでしょうか?念のため、アッパーマウント本体やストッパリング固定用のスタット、パワーアシスト機構などに影響が出ていないかどうかに気をつけながら運転する必要がありそうです。

【2019年12月1日追記】
その後、「キレのよさを取るか、不整路での安定性を取るか」の選択で「キレのよさ」を優先することにしたため、本施策は中止とし、オリジナル状態に戻しています。ただし、キャップはそのまま残しています。