NOTEを高速度で走行させると、耳の高さから風切り音が聞こえてくる場合があり、そのほとんどはセンターピラー（またはBピラー）周辺から聞こえてきます。NOTEでもMEDALISTであれば、センターピラーのすき間を塞ぐウェザーストリップが標準装備されているということで、MEDALISTでないNOTEにも同じものを取りつけてみることにします。

まずは、メーカの純正部品を取り寄せます。

【おことわり】
以下に記載した貼付手順は、メーカ資料によるものではない独自研究となります。追試の際は自己責任で実施いただけますよう、お願いします。

装着前に貼付部（本来は黒色テープを剥がすべきかもしれませんが、今回はそのまま装着）を脱脂してから、ウェザーストリップを位置決めします。他所では様々な取付位置研究がなされているようですが、当方で試した結果では、以下の手順を踏むと簡単に位置が定まるらしいことがわかりました。

1 ウェザーストリップ上部の平面を車体と並行にして、R部を車体のR部に合わせる。

2 後ドアを閉め、ウェザーストリップを後ドア側に押し込む。

3 すると、ゴム部がだいたい12[mm]くらい出る位置で止まるので、平均してその状態になることを確認する。
【備考】この状態で取り付けても、ウェザーストリップは後ドアに押されて変形しています。

4 ウェザーストリップ上側の両面テープで、上面を固定する。

5 再度、上記3番のチェックを実施し、上側の位置がずれていないことを確認する。その際、下側の両面テープ用剥離帯を外に出しておくと、次の作業がやりやすくなる。

6 押し込んだ位置がずれないよう注意しながら剥離帯を引っ張り、ウェザーストリップを車体に固定する。

7 後ドアを開け、ウェザーストリップ全体を上から押さえて確実に固定させる。

8 前後ドアを開閉して、引っかかりなどの問題がなければ作業完了。

なお、純正部品でカバーされないドア下半分のすきまは、Pandaでも使用した「静音計画」（商品名）シリーズのドア用部材（新しいウィンドウ・タブで開きます）を適用可能です。

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装着後の効果ですが、高速自動車国道などを走行した場合を含めて、少なくともセンターピラー付近からの音はほぼ解消したように思います。その一方で、他の場所から聞こえてくる風切り音が目立つようになります。