熊本市の動植物園

熊本市動植物園 入口
一見すると、温泉地の入口などにありそうな雰囲気のアーチを抜けた先にある動植物園の話題。
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熊本市動植物園
熊本市動植物園

  • 1928年に開園
  • 1969年に現在の場所へ移転
  • 1986年に動植物園となる
  • 2016年4月から復旧工事に入り、2018年11月に全面復旧
  • 熊本県熊本市
  • 原則として月曜日以外の午前九時に開園、入場料は大人300円

熊本市動植物園 園内
動物園部分は比較的コンパクトながらも、見た目はゆとりがあるように見えます。

熊本市動植物園 ペンギン舎
「フンボルトペンギン」が暮らす場所。
フンボルトペンギン/Humboldt penguin
他の園館ではセメントで固められたグラウンド上に暮らしている例が多い中、この動植物園では土と岩の上を歩いている姿を見ることができます。
熊本市動植物園 ペンギンの行動についての表示
また、このような展示物があると、生きもののことをより深く理解することができます。

カピバラ/Capybara
「カピバラ」は暖房の下でおやすみ中。
アフリカゾウ/African elephant
グラントシマウマ/Grant's zebra
他園でも観察することができる「アフリカゾウ」や「グラントシマウマ」といった生きものの姿も見られます。

マサイキリン/Masai giraffe
一方で、日本国内でその姿を観察する機会が少ないのが「マサイキリン」。「アミメキリン」や「キリン」と直接比較する機会がないので気付きにくいかもしれないのですが、外観上の特徴として斑紋の形状などが違うことがわかります。
ムネアカカンムリバト/Southern crowned-pigeon
一見すると「オウギバト」の頭が爆発?したように見えるのは「ムネアカカンムリバト」。日本国内では、この場所でのみ観察が可能とのこと。

キンシコウ/Golden snub-nosed monkey
こちらは「キンシコウ」。キンシコウ舎の前でヒトの行動を観察すると、この生きものの名を知っている人が多いものの、大熊猫のようにじっくりと観察する人は少ないように見えました。
キンシコウ/Golden snub-nosed monkey
しかし、「キンシコウ」は大熊猫と同じく、その姿を観察する機会が非常に少ない生きもの。2018年2月現在、日本国内ではこの「優優」と「飛飛」の2頭のみになってしまいましたが、生体の行動を見ることができるという貴重な機会を有効に活かしたいものです。

クロクモザル/Black spider monkey
こちらは、少し寒そうに?していた「クロクモザル」。
ユキヒョウ/Snow leopard
一方で、部屋で休んでいたのは「ユキヒョウ」。
熊本市動植物園 鳥獣舎
少し気の早い?「インドクジャク」のオスはアピールを開始したようですが、周囲は気に留めていない様子。

くまモン/Kumamon
日本国内では、おそらくこの動植物園にのみ生息?している「くまモン」は、回転遊具の上に立っていました。