とある日の和歌山大熊猫

ジャイアントパンダ(桜浜)/Giant panda
和歌山県の白浜町で暮らす大熊猫の話題。
(以下、画像がそこそこ多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)

世界のジャイアントパンダ飼育状況
和歌山県の白浜町にある「アドベンチャーワールド」という施設には、「成都大熊猫繁殖研究基地」の日本支部があり、繁殖の共同研究を実施しているとのこと。訪問日時点において、一つの施設で6頭も飼育しているというのは世界的に見ても突出している一方、日本の他施設において単独飼育になっている大熊猫がいることもわかります。

ジャイアントパンダ(彩浜)/Giant panda
板の上に置かれたお餅?みたいに見えるのが「彩浜」。
ジャイアントパンダ(彩浜)/Giant panda
日ごとの体重がわかるようになっており、この数字を公式SNSなどで追いかけていくと、「彩浜」の成長を実感することができます。

ジャイアントパンダ(永明)/Giant panda
こちらは、「彩浜」の父である「永明」。画像にはありませんが、母の「良浜」も室内で寝ていました。
アドベンチャーワールド パンダ屋外運動場
大熊猫は子育てを母親が行なうので、父親は単独で生活します。大熊猫に「夫婦共働き」や「イクメン」という概念はないのです。

この施設では、繁殖のための「ブリーディングセンター」と、成長した子が過ごす「パンダラブ」という2か所で大熊猫の姿を見られるようになっています。
2018年2月現在、「パンダラブ」には「永明」と「良浜」の子である「桜浜」「桃浜」「結浜」の3頭が暮らしています。
ジャイアントパンダ(桃浜)/Giant panda
そのうちの「桃浜」はお休み中。

ジャイアントパンダ(桜浜)/Giant panda
訪問日に一番元気だったのが、この「桜浜」。
ジャイアントパンダ(桜浜)/Giant panda
大熊猫の背中は、このような感じ。リアルな大熊猫の尾が白いことに注目。
ジャイアントパンダ(桜浜)/Giant panda
一方の腹はこんな感じ。黒白の境目を意識して観察する機会は多くないと思うので、こういう瞬間を大事に活かしたいところ。
ジャイアントパンダ(桜浜)/Giant panda
手の届かないところがかゆくなった場合は、木などにこすりつけて解消を試みます。
ジャイアントパンダ(桜浜)/Giant panda
謎の姿勢。頭を下向きにして木から降りようとして失敗?した模様。