高松市の水族館

コツメカワウソ/Small-clawed otter
香川県高松市の屋島山上にある水族館の話題。
(以下、画像が多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)

新屋島水族館
新屋島水族館

  • 1969年に開館
  • 2006年に運営管理者が変更され、現在の名称で営業再開
  • 香川県高松市
  • 午前九時に開館、入場料は大人1,200円

新屋島水族館 館内
館内に入ると「タッチ水槽」といくつかの水槽が見える、比較的コンパクトな構成の施設に見えます。
アメリカマナティ/West Indian manatee
この水族館は日本動物園水族館協会(JAZA)に加盟しておらず、同協会の「飼育動物検索」にヒットしないため気づきにくいのですが、実は「アメリカマナティ」の姿を観察できる貴重な場所であります。
アメリカマナティ/West Indian manatee
普段は水中で休んでいたりすることが多いのですが、数分に一度は息継ぎをするために水上へ鼻を出す様子を観察することができます。

バイカルアザラシ/Baikal seal
これまた「飼育動物検索」でヒットしないので見逃しがちな「バイカルアザラシ」。訪問時は2頭がひたすら水中で「いい感じ」な泳ぎを見せていました。

新屋島水族館 館内
二階にあるクラゲ水槽を見たらおしまい……のように見えてしまう構成に見えますが、ここからが本番。一階へ降りていくスロープの壁面に小さな水槽がいくつも並んでおり、様々な生きものの姿を見ることができるようになっています。
新屋島水族館 チンアナゴ水槽
おなじみの「チンアナゴ」と「ニシキアナゴ」水槽。両者ともにきちんと「仕事」しているようです。
新屋島水族館 館内
スロープの途中には、比較的暗めな空間も。
タカアシガニ/Japanese spider crab
動く「タカアシガニ」の姿をゆっくりと観察することができます。
(この画像はF2.8 1/50 ISO12800 -2.0EVの条件で記録しているので、その程度の明るさの場所と考えてください)
新屋島水族館 館内
その他、地域をテーマにした区画もあります。

フンボルトペンギン/Humboldt penguin
屋外に目を向けると、「フンボルトペンギン」の姿を見ることができます。ヒナの姿もありましたので、この地でも繁殖が行なわれているようです。
フンボルトペンギン/Humboldt penguin
アジを与える時間になると群がるのは、どの施設でも同じようです。

コツメカワウソ/Small-clawed otter
フンボルトさんの隣にいるのは「コツメカワウソ」。
コツメカワウソ/Small-clawed otter
お気に入りと思われる石を探し出して、ひたすら手の上で回してみたり(お手玉にはなっていなかった様子)、口にくわえてみたりする行動を観察することができました。