Xperia用のノイズキャンセリングヘッドセット

newcomer

【2019年11月24日追記】
本体の3.5[mm]ジャックが省略されたXPERIAや、XPERIA 8などのように本体にノイズキャンセリング機能がついていないXPERIAでは、本記事に登場する機能を使用できないので、ご注意ください。

先日発注しておいたノイズキャンセリングヘッドセット(型番:MDR-NC31EM)が手元に届きましたので、中身をチェックしてみます。

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デジタルノイズキャンセリングは、最近のトレンドである環境音の自動判断式ではなく、手動選択式。とりあえず自宅で試そうとしましたが、これを使用する必要がないほど静かな環境なので、効果はわからないまま。公共交通機関等を利用した際に、効果をチェックしようと思います。

(以下追記)
せっかくなので、ファンヒーターを利用してノイズキャンセリングの効果をチェックしてみました。
ファンヒータの「ゴー」という低域は、見事なまでに消し去られますが、小音量時において、ノイズキャンセリング特有の圧迫する低域が気になりだします。
音質ですが、周波数的には機能の入切でほとんど変わらないものの、ノイズキャンセリング切のほうがより音の残響等が残っているように聞こえます。そのため、周囲が静かな場合は、ノイズキャンセリング機能をオフにすることをおすすめします。
DSEE HX機能は、WaveファイルやFLAC形式のものを再生した場合においても、音が滑らかになりますが、どうしても「つくりものの音」っぽさが残るため、ノイズキャンセリング機能と併用するのが好適に思えました。また、ClearAudio+は「つくりもの」過ぎるように感じました。
(追記おわり)

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それよりも重要?なのが、ヘッドホンの選択。MDR-NC31EMは、D5803のリストに入っています(SO-02Gの場合、リストの内容は多少違うようです)。入っているということは、当該型式に対して音声特性が最適化されているということ。試しに、これを接続した状態で「全般」に切り替えると、非常に不自然な鳴り方に変わります。

手持ちのXBA-2と比べて厚い低音、うるさすぎない高音(BAの響きと比較すると、多少物足りないという見かたもできるのですが)。補正による最適化がかかった状態限定ですが、これはこれで長く聴くのも悪くないかな、というのが第一印象です。

ちなみに、MDR-NC31EM以外にリストへ挙げられているのは、過去モデルのヘッドセットです。そのうち、MH-EX300APはSO-02Eの同梱品として使用されていたため、当該機種をお持ちの方はご存知かもしれません。