相模原市にある、相模川にちなんだ展示物のある「科学館」の話題。
相模原市立相模川ふれあい科学館
- 1987年に開館
- 2014年にリニューアル
- 建物は「かながわの建築物100選」に選定されている
- 「アクアリウムさがみはら」という愛称が使用されている
- 神奈川県相模原市
- 原則として月曜日以外の午前九時半に開館、入館料は大人390円
2019年6月現在、「日本動物園水族館協会」に加盟しているため、協会では水族館としての扱いになっているようですが、展示物を総合してみると、施設名称どおり水生物を中心とした「科学館」であるように見えます。
メインの水槽は「流れのアクアリウム」と呼ばれる横長の水槽群。相模川の上流から下流、河口をイメージしたエリアに分けて、それぞれの流域に生息する水生物が展示されてます。
水生物ということで、魚類だけではなく、は虫類などの展示も見られます。
一部の水槽には、追加で生物の特徴などを紹介した掲出物も見られます。
この施設を「科学館」としている展示の代表例。今まで見てきた水生物が、どうやったら今後も生息していけるのかという問題提起をしています。
様々な種類の魚道を紹介する展示物。ヒトと水生物が共存するために考案され、設置されたものであることを忘れないようにしたいところ。