兵庫県姫路市にある、交流施設の話題。
手柄山交流ステーション
- 2011年に開館
- 単軌電車展示場所や水族館の新館などの機能を持つ
- 展示室は開館時間中、自由に入場可能
*水族館については、別にまとめた記事があります(リンク先は、新しいウィンドウ、タブで開きます)。
都市交通用として建設されたものの、1966年に開催された「姫路大博覧会」の輸送手段のひとつという印象が強く残ってしまい、その後は路線延長されることもなく1974年に運行が休止となってしまった、姫路のモノレール。
この施設には多目的ホールなどもありますが、メインはモノレール保存車両の展示となっています。
実際にモノレールの手柄山駅として使用されていた部分を改装して、実物車両などの展示がなされています。
一部の車両は、客室内への立入りも可能。1960年代の雰囲気を感じることができます。
展示車両が両運転台式となっているため、係員が乗っていた当時を再現した両端部とは別に、運用されていた当時のままの運転台も観察することができます。速度計の最高速度が120[km/h]になっている点も興味深いものがあります。
保存車両以外のものから取り外した部品や車体のカットモデルなども展示されています。構造を再現した模型ではなく実物を使用しているところがポイントです。
かつて、この施設のある場所で開催された「姫路大博覧会」を紹介する展示物もあります。
屋外には、実際に使用されていたモノレール車両の台車が展示されています。