NoteのACCの限界点

ACC操作スイッチ
アダプティブクルーズコントロール(ACC)機能がついたNoteを、第二東海自動車道(新東名高速道路)で走行させたときに発覚した、ACCの限界。

2019年7月現在、第二東海自動車道の新静岡ICと掛川森IC間で制限速度を120[km/h]に引き上げる試行が行なわれています。さすがにその速度での巡航を継続すると疲労が増すため、少しでも楽をしようとACCを起動させるのですが……。

このACCは115[km/h]までの対応となっており、120[km/h]での定速走行用として使用することはできません。そのため、同区間をほぼ制限速度で走行する場合は、自分の意思でアクセルペダルを操作する必要が生じます。また、e-POWERシステム搭載車を120[km/h]で走行させると明確な平均燃費の低下を招きますので、おとなしく100[km/h]程度までの速度で巡航するのが、速達性と燃料消費率、および疲労度との兼ね合いで合理的なのかもしれません。

逆に、連続下りこう配区間においては抑速制御用として非常に有用(特にe-POWERシステム搭載車や電動車)なので、過速防止のためにACCを積極的に使用するのも手だと思います。