熊猫のギア比を考察する

Twinair仕様の熊猫(、および500)で手動変速するとき、どんなタイミングでやったらいいかわからない、という方もいらっしゃるかと思います。そこで、考察した結果。

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各変速段のギア比、最終減速比、およびタイヤ径から計算した、速度とギア段数別のエンジン回転数を表にしました。このうち、1500回転から6500回転までの範囲を使って走行することになると思いますが、実際は他の要素により制約される場合があります。

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表をグラフ化したものが、こちら。1速と2速のグラフが立っていることより、これらは起動時の加速用だということがいえます。

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元気に走らせたい場合の変速パターン例が、こちら。3000回転付近で変速して、概ね2000回転以上を保つことにより、十分な加速が得られます。

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おとなしく走りたい場合の、最も低回転数を保つ変速パターンが、こちら。1500回転からのトルクを活用するとともに、高速自動車国道等では、5速の守備範囲の広さをを活かした、穏やかな走りを楽しめます。

ちなみに、ECOモードを切にして自動変速させると、アクセルの踏み込み量にもよりますが、ほぼ前者のパターンで、ECOモード入の状態で自動変速をさせた場合は両者の中間くらいで変速しているように見えます。