勝手にDC~徳島市の動物園

徳島市総合動植物公園
徳島県は徳島市にある動物園の話題。
(以下、画像が多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)

とくしま動物園
とくしま動物園

  • 1957年に市立動物園が開園
  • 1998年に移転
  • 徳島市総合動植物公園の構成要素のひとつ
  • 株式会社北島建設が同動物園の命名権を得て、2018年4月から「とくしま動物園 北島建設の森」の愛称が用いられる
  • 徳島県徳島市
  • 原則として月曜日以外の午前九時半に開園、入場料は大人600円

とくしま動物園 フライングケージ
推奨順路どおりに移動すると、最初に「フライングケージ」へ到着します。
とくしま動物園 フライングケージ内部
内部はそれなりの広さがあり、デッキや地面などから「クロトキ」などの姿を観察することができます。

とくしま動物園 コツメカワウソ展示場
「温帯プロムナード」と呼ばれる通路からRed pandaや「コツメカワウソ」などの行動を観察できます。
コツメカワウソ/Small-clawed otter
この顔をかわいいと見るか、または怖いと見るかは、カワウソの採食シーンを知っているかどうかにかかっていると思います。
コツメカワウソ/Small-clawed otter
特定日には、コツメカワウソが水中でドジョウを捕まえる行動を観察できる催しが開催され、前足で器用にドジョウを挟み込む様子も見ることができます。

とくしま動物園 タイガープロムナード
こちらもプロムナード形式になっている「タイガープロムナード」。
とくしま動物園 タイガープロムナード内部
通路から「ピューマ」や「フタユビナマケモノ」などの姿を観察できます。

とくしま動物園 ミーアキャット展示場
比較的広めに見える「ミーアキャット」の屋外展示場。この横には、屋根付きの展示場所もあります。
ミーアキャット/Meerkat
屋外のミーアキャットが太陽光で体を温めているとき、屋根付き展示場にいるミーアキャットの中には、電球で暖をとる個体もいました。

とくしま動物園の「サバンナ」
他所の類似施設と比較して特徴的なのが、「サバンナ」のエリア。
とくしま動物園の「サバンナ」
サバンナシマウマの一種である「チャップマンシマウマ」と野生絶滅種の「シロオリックス」、そうして本来は南米大陸に生息する「カピバラ」がひとつの空間に暮らしています。
チャップマンシマウマとカピバラ
シロオリックスとカピバラ
そのため、野生下では絶対に見られないはずの行動を目の前で観察できることも。
カピバラ/Capybara
また、カピバラ自体も広い空間に大勢で暮らしているため、カピバラ同士の様々な行動も観察することができます。
ちなみに、2019年12月の時点で高知市の水族館(新しいウィンドウ・タブで開きます)にいるカピバラの「カピィ」と「バァラ」は、この動物園の出身とのこと。

本来は、この空間に「マサイキリン」も暮らしているのですが、訪問日は表に出てこなかったようです。

ホッキョクグマ/Polar bear
遊び盛りだという、「ホッキョクグマ」の「ポロロ」。2014年に札幌市の動物園から「預託契約」で来園し、当初は2年だった預託期間の延長により、毎年元気な姿を徳島市で見せているとのこと。
ホッキョクグマ/Polar bear
「玩具」を投げるときや、水中に飛び込むときなどのダイナミックな行動を観察することができます。

とくしま動物園 リスザルの森
「リスザルの森」は、リスザル舎の中にヒトが入って観察することができる施設。
リスザル/Squirrel monkey
ただし、リスザルは観覧者の心だけでなく、ポケットの中身まで奪い取ることがあるので、注意が必要です。

アンデスコンドル/Andean condor
アンデスコンドル:「ん……?」

コンドルは成長すると体重が10kgを超えるということもあり、空を飛ぶというよりは空を舞う鳥類。オウサマペンギンも成鳥が10kg越えしていることを考えると、飛翔できるというだけでもすごいと思えるのではないでしょうか?