比較的最近のPCであれば、メモリを増設してHDDをSSDに交換するだけでも十分に戦力として通用する実力があると思います。
他機種であればある程度の情報があるのですが、dynabook BBシリーズはWebオリジナルモデルということもあり、インターネット上で参考になる情報が見つかりません。今回は、類似機種の交換方法を参照しながら作業をすすめてみました。
【おことわり】
この機種は、ユーザ自身でHDDを交換することに対応していません。本記事の内容をお試しになる場合は、自己責任で実施くださいますよう、お願いします。
PC裏面にあるビスを外し、銀盤ドライブの開口部から少しずつツメを外すようにして裏ブタを持ち上げると、最終的にフタが外れて内部の部品にアクセスできるようになります。
基本的にビスはすべて同じサイズに見えますが、心配な場合はこの図のように置いておくと、元々ついていた場所との対応をとることができます。なお、ビスのうちの一つはメモリモジュールのカバーを外した内側にあるので、注意が必要です。
HDDの取付状態をみると、外周にゴム部品が取り付けられており、少しでも衝撃を吸収できるように配慮していることがわかります。
元々装着されていたHDDの詳細。
周囲に取り付けてあるゴム部品を、新たに装着するSSDに移植します。
あとは、HDDを外すときと逆の手順でSSDを取り付けると、このような状態になります。
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この機種は、リカバリをするとWindows8.1になりますが、2020年1月現在、以前に記載した内容(新しいタブ・ウィンドウで開きます)と同じ要領でWindows10にアップデートが可能でした。その後、Windows10が欲するままにWindows Updateを実行させることにより、OSアップデート後もほとんどの機能を引き続き使用することができます。