新潟市内の信濃川にかかる橋「萬代橋」。
萬代橋
- 1886年に「萬代橋(よろづよばし)」として竣工
- 2020年現在の橋は三代目で、1929年に竣工
- 2004年の文部科学省告示第120号により、国の重要文化財第2447号に指定される
- 全長約307m、鉄筋コンクリート造のアーチ橋
- 新潟県新潟市
道路と軌道の併用橋として計画された橋ですが、現在は片側2車線の車道と広めの歩道を有する橋として利用されています。
外から見ると石橋のように見えますが、実際は鉄筋コンクリートの躯体に御影石の化粧板を貼り付けた構造。そのため、内部の躯体は気候的な要因による劣化の影響が少ないとされています。また、新潟地震に耐えたものの、地盤沈下の影響を受けているため、橋全体が竣工時から1m以上も沈んでいるとのこと。
昔も、今も、そうしておそらくは今後とも信濃川の両岸をつなぐ主要な橋として利用されていくものと思われます。