ゴム星人(仮称)からの挑戦を受ける

Michelin
HE12 NOTEに標準装着されていたタイヤが摩耗したため、タイヤを交換したという話。

リプレース用タイヤとして、これまでに188 PuntoではPirelliのCinturatoシリーズやMichelinのENERGYシリーズ、Panda 3ではBridgestoneのPlayzシリーズDunlopのLE MANS V(いずれも、新しいタブまたはウィンドウで開きます)を使用してきました。

PRIMACY 4
それを踏まえ、これまでの印象から、Michelinのタイヤであれば、そこそこの要素がバランスしていてよさそうだと判断したため、今回はMichelinのPRIMACY 4を選定してみました。もし、当該車両がe-POWER NISMO仕様であれば、同社のPILOT SPORTシリーズを検討していたかもしれませんが、2021年1月現在、当該車両に合うサイズ(195/55R16)が提供されていないのと、e-POWER AUTECH仕様(SPORTS SPEC)は「プレミアムスポーティー」という建前になっているので、スポーツタイヤではなくコンフォートタイヤにしています。

【使用条件】
空気圧は、前輪が250[kPa]、後輪は230[kPa]程度に調整しています。
本当は、メーカ指定の前輪230[kPa]、後輪210[kPa]にしたときの乗り心地がベターなのですが、圧力抜けのことを考慮し、高めの設定にしています。

【第一印象】
・新品タイヤなので、当たりが柔らかく静かに転がる。
・そこから500km程度走行しても継続する静粛性。
・一般道では、横を走る車両のロードノイズを意識しやすくなる。
・制限速度100[km/h]の自動車専用道(または法定速度の高速自動車国道)を100[km/h]付近で走行しても、路面からの音の増加具合は低い。音響装置の音量を極端に増やさなくてもよい程度。
・侵入する音は低域が主体だが、骨伝導で耳を疲れさせるほどではない。
・当たりは柔らかいが、サスペンションの硬さを相殺するほどではない。
・新車装着タイヤと比較して、ステアリングの切り始めでの応答がわずかに遅い印象。しかし、PANDA 3+LE MANS Vのときのように、応答遅れ分の切り始めタイミングの補正をする必要はなさそう。
・新車装着タイヤと比較して、グリップ力は高くはなさそう。従来と同じ速度できつめの曲線を通過すると、舵角に対してわずかにアンダーの傾向を感じた。

以上のことより、現時点において、このタイヤも、今までに試したものと同様に「運転していて疲れにくい」に貢献するものであると判断します。