今さらXPERIA 5を導入してみた

首題のとおり、XPERIA Aceの置き換え用として、XPERIA 5のSIMフリー版を導入しました。
XPERIA 5
ここでは、置き換えをしてみて感じたことを記してみます。

【電話機としての使い勝手】
他のXPERIAと変わらないと思います。

【文字入力】
POBoxシリーズがなくなり、Gboardが標準になった端末。手元の端末では、学習機能を使用しているにもかかわらず、よく使う語句が優先して表示されない状態…でしたが、その後はそれなりに「学習」しているような挙動を見せるようになりました。

【標準のアプリケーション】
「アルバム」など、まだメーカ独自のアプリケーションが残っているので、その部分の使い勝手は従来のものと変わりません。
一方で、電子メールはGmail化されてしまったので、PC用の電子メールアドレスを関連づけることはしていません(Googleサービスに個人情報を紐づけるのは最小限にする、というポリシーに基づき、不使用としています)。

【パフォーマンス】
XPERIA Aceと比較して、動きのあるゲームなどの描画が早くなったことは感じましたが、それ以外は普通です。その他、タップを空振りして認識しないという現象も減少したような気がします。

【バッテリ】
XPERIA Aceと比較して、同じ処理をより短時間でできるからか、今までよりも1~2日程度充電の間隔をあけられるようになりました。「Google Play 開発者サービス」が「電池使用量」の半分以上を占めるという現象が発生しなくなったのも、バッテリのライフに影響を与えた原因なのかもしれません。

ということで、「可でもなければ不可でもない」というのが、率直な感想です。

で、いつもなら入れている【カメラ】の項目がない理由。それは、単純にモバイル機器の写真機機能を使っていないから。本当に残したいものは写真専用機でRAW記録し、XPERIAではメモ用など、画質が重視されるものを記録しておらず、よしあしの判断をしていないからです。
(気が向いたら、「わんぱく質」の記録を含めた、カメラ機能評価を今さらながらするかもしれませんが)

XPERIA 1が実質的な「最後のXPERIA」。それ以降の機種は世代を追うごとに「SONY Pixel」化しているのが気になるため、この文章を作成している段階では、手持ちのXPERIA 1とXPERIA 5はこれからも大事に使用していくつもりです。