新たな制約

2016年4月17日に放映された「伝説のまほうつかい」の視聴感想。

【おことわり】
本所管理者の思うところがあり、本ウェブログや上記リンク先のウェブサイトにおいて、当該番組のタイトルは記しておりませんので、あらかじめご了承ください。
また、ここに記した内容は本ウェブログ管理者が視聴した結果感じたことなので、他の方の所感や、当該作品制作サイドの意図と異なる場合があります。

【月の呼び名】
月齢の変化とともに「新月」から始まり「三日月」、「十三夜月」、「十五夜」(途中一部省略)と続いて満月になります。その後は、
十六夜(いざよい)、立待月、居待月、寝待月、……
となり、三十日月に至ります。

特に、「十六夜」は知らないと読めませんね。「別にためらったわけじゃないし……。月の出が遅れたのは、計算どおりよ。」という月のつぶやきが聞こえてきそうです。

【第十一話】
魔法を使っている場面を他人に見られたらいけないというルールが明示されました。杖を没収ということは、生まれながらにして授かったものを取られるということであり、杖を普通に使う人たちにとってとても重要なもののはずなので、その規則の重さが伝わってきます。

魔法に頼らないということは、自分の努力で課題を乗り越えろということになりますので、しばらくの間は魔法から離れて、人として重要なことを学んでいくことになるのではないでしょうか?

もっとも、「見られなければよい」ということなので、今後も隠れて不思議な力を使うことはあるのでしょうが……。

【自分たちの力で、助け合いの精神で】
「伝説の~」シリーズでは、戦いが終わると街が元どおりに戻ったり、今までのことがなかったかのようになったりすることが多々ありました。一方、自力で自分たちの国を再建するため(不思議な力を用いずに)行動を起こしたシリーズもありました。

そのときに大切なのは、前を向き、一歩を踏み出す勇気なのかもしれませんが、その気持ち、その行動を支えてくれるのは、周囲のサポート。
「伝説の~」シリーズでも何度か触れられてきた「一人はみんなのために、みんなは一人のために」「今、自分のできることは……?」という問いかけ。その言葉を思い出し、今後の行動につなげていければと思います。