東京都台東区の「上野恩賜公園」内にある動物園。
(以下、画像多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)
恩賜上野動物園
- 1882年に開園
- 1972年に初めて大熊猫が来園
- 東京都台東区
- 原則として月曜日以外の午前九時半開園、入場料は大人600円
(誤用防止のため、画像を一部加工しています)
2018年4月現在、大熊猫の親子展示で大賑わいの同園。この様子を見たい場合は、上記画像で示す「弁天門」ではなく「表門」から入場した上で整理券を受領する必要があります(表門から入場後、必然的に整理券配布所を通過するため、券の在庫があれば渡されると思います)。その際、事前に入場券や年間定期券を所持していると優先入場口から入場できるようになっているので、早い時間帯に観覧したい場合は同制度を有効に使用するといいでしょう。
【おことわり】
2018年6月5日から、大熊猫は3頭とも先着順での観覧に変更されたので、観覧方法に関する内容は過去の情報となります。詳細は公式ウェブサイトなどの情報を参照してください。
また、こちらも都市型動物園ということで、檻と柵が目立つ施設になっています。そのようなものが気になる方は注意したほうがいいかもしれません。
こちらは普通のカバに見えますが、「コビトカバ」。カバ科コビトカバ属に含まれるため、カバ科カバ属の「カバ」とは区別されます。
今回は先の紹介となりますが、このヤギは「トカラヤギ」です。
キリンに……
シマウマ(ハートマンヤマシマウマ)、そうしてどちらでもないのか……
「オカピ」。実際はキリン科オカピ属であり、縞模様と首の長さ以外をみると、かなりキリンに近いことがわかります。
上野のハシビロさんたち。
奥から「じ~っ」と見つめていることもあります。
鳥たちといえば、「ケープペンギン」もそれなりの群れで暮らしています。
檻と柵が目立つ「西園」において、不忍池周辺は陸地と比較して開放的なエリア。
「ワオキツネザル」は島の中での生活。
「フォッサ」ヲ ハッケンシマシタ(某ガイドロボット風に紹介)。このフォッサは立ち止まることなく動き回っていました。
夜行性動物館状態の施設には「アイアイ」という生物がおり、やはりせわしなく動き回っていました。
では、このへんで「西園」から「東園」に移動してみましょう。両者間は徒歩連絡が可能ですが、公共交通機関を利用しての移動もできるようになっています。
上野懸垂線
- 1957年開業、現在の車両は四代目
- 地方鉄道法に基づき、東京都交通局が運営している
- 運転日や運行時間帯は動物園の通常開園時間に準じる
- 片道運賃は大人150円
日本の公共交通では珍しい樹脂製の座席を装備。座席定員制のため乗車まで待たされることもあり、繁忙期は歩いたほうが早く移動できる場合もあります。
東園で大勢の人が集まっているのが、大熊猫の展示場。
30秒間隔でどんどん移動させられるため、このようなパネル展示にじっくり目を通せるようになるまでには時間がかかりそうです。
行列はこのような感じに。仕切り用の棒を用いて半強制的に列を仕切るとともに、移動させる運用がされていました。
屋外展示スペース(放飼場)はこのような感じ。このスペースは、もっぱら「真真」と「香香」のために使用されています。
一方、通常の屋外展示で観察できるのが「力力」。
30秒刻みで押し出されることなくじっくりと観察できますが、大勢の人が押し寄せているので、ある程度観察したら適宜交代するようにしたいところ。
東園は西園と比較して、柵越しではなく透明窓越しに生物を観察できる場所が多くなっています。
「ライオン」と同じように「今日もごろごろしていたい……」と言っていそうな「インドライオン」。
「スマトラトラ」の姿も見ることができます。
「ニホンザル」はサル山式の展示になっているため、仕切りなしで直接観察が可能。
その他、東園ではクマたちの姿も観察することができますが、手元に掲載できる画像がありませんので、代わりに大熊猫の「真真」と「香香」の画像を掲載しておきます。
なお、2018年4月現在、小熊猫(Red Panda)は同園で観察することができないので注意が必要です。