新潟県上越市にある水族博物館の話題。
(以下、画像がそこそこ多めのページとなります。従量制の通信料がかかる環境でごらんの方はご注意ください。)
上越市立水族博物館
- 1934年に開館
- 1954年に市へ移管
- 2018年6月に「六代目」の水族館として開館
- 「うみがたり」という愛称がつけられている
- 新潟県上越市
- 通常時は午前十時に開館、入館料は大人1,800円
この施設は、入場してすぐに三階へエスカレータで移動し、その先に「イルカスタジアム」があるという構造になっているためか、繁忙期は入場制限がかかることがあり、場合によっては外で長時間待たされることもあるため、ゆっくりと館内をめぐりたい場合は訪問日時を検討する必要があります。
館内の雰囲気は、概してこのような感じ。
生態の紹介よりは、生体展示に重点を置いた案内になっています。
この施設の大水槽は「うみがたり大水槽」と称し、三階の水面は外気に接しているので、水槽内には太陽光が射し込みます。
また、岩が出ている部分は「佐渡島」と「能登半島」を模したものであるとのこと。水槽自体が、目の前の海を縮小した構造になっているようです。
水面付近を横から見たり……
水深の深い部分から観察したり……。群れで泳ぐ魚と、単独で泳ぐ魚。あちこち動き回る魚と、狭い場所から離れない魚など、魚種による行動の違いを観察することができるようになっています。
施設での飼育数が世界一としている、「マゼランペンギン」の生息地。
空間内の各地に「おうち」をつくれる穴が設けられており、訪問時はつがいやヒナの姿が多く見られました。
こちらの飼育は、個体ごとの採食量を記録する方式で行なわれており、水中にアジなどを投げ入れる場合も、どの個体が食べたのかをきちんとチェックしていました。
また、下からは水中を飛ぶように泳ぐマゼランペンギンの姿も見ることができます。
イルカのパフォーマンスショーが開催されるスペース。ショーの前や開催中は客足がここで止まることが多いので、他の場所をゆっくりと見たいという方はその時間が狙い目になるかもしれません。
(このパフォーマンスショーは一日に何度か実施されるので、開催回をずらして観るという方法をとることができます)
館内の食堂では、「ミラネッサ」を使ったカレーりょうりなどをいただくことができます。