はるはるの春は来るのか?

【念のため補足】
これは、一部地域を除き日曜日朝八時三十分から放送されている、とある番組の視聴感想となります。わかりにくい表現とは思いますが、本所管理者の思うところがあり、本ウェブログ、および上記リンク先のウェブサイトにおいて、当該番組のタイトルは記しておりませんので、あらかじめご了承ください。

自分の将来像を描けた天ノ川さんに、自分の行きたい道を見つけられた海藤さん。紅城さんは平和な故郷を復活させたいという目標があり、三人にはある程度の未来像が見えてきました。
一方で、未だに春野さんは「花のプリンセスになる」ということにこだわっています。しかし、現実問題としてプリンセスを目指すというのは夢というよりも夢想。そろそろ現実を見つめなければならない時期にしているはずです。

話は変わって、「就職した後に、大学で学んだことが何か役にたっているか?」という設問と回答。確かに、大学で所属していた学部学科や研究室と同じような分野で働ける人はそんなに多くはありません。「意味ない」と回答する人は、そこしか見ていない場合がほとんど。しかし、「物事を考える手順」「定量的な考察」「レポートをまとめる」「人前で成果を伝える」などといった経験が役にたつことは少なからずあると思います。なので、研究した分野と仕事の分野が違うからといってムダだったということはできないはずです。

それを踏まえて、春野さん。春野さんはグラン・プリンセスなるものを目指す活動により様々な教養を身につけてきましたし、大切な仲間たちの夢も知ることができました。それらは仕事にも普段の生活にも活かせる内容。将来のための土台は着々とできつつあります。もしかすると、今いる学校を卒業するまでに将来を決めることはできないという結論で一年の物語が終わるかもしれませんが、少なくとも「今までやってきた経験を活かして次のステップへ向かえばいい」ということに気づくことができれば、プリンセスを目指す活動は決してムダにならないと思うのです。

一年の締めくくりとなったこの時期。どのような結論を出すのか見守ろうと思います。