努力あるのみ

2016年5月8日に放映された「伝説のまほうつかい」の視聴感想。

【おことわり】
本所管理者の思うところがあり、本ウェブログや上記リンク先のウェブサイトにおいて、当該番組のタイトルは記しておりませんので、あらかじめご了承ください。
また、ここに記した内容は本ウェブログ管理者が視聴した結果感じたことなので、他の方の所感や、当該作品制作サイドの意図と異なる場合があります。

【日本語】
ひらがな、カタカナ、漢字に、ローマ字。
日本語は、様々な文字を用いて表現する言語。しかし、過去には漢字廃止論やローマ字統一論などにより、場合によっては、この記事が
「にほんごは、さまざまなげんごをもちいてひょうげんするげんごだった」
「Nihongo ha samazamana gengo wo mochiite hyougen suru gengo datta」
と書くことになる可能性もありました。

そのような議論や運動があった末、漢字は「(旧)常用漢字表」から1942年の「標準漢字表」、1946年の「当用漢字」、1981年の「(新)常用漢字表」(2010年に平成22年内閣告示第2号として改定された)と選定を繰り返しながら引き継がれ、現在でも使用される文字となっています。

日本語が母国語でない人にとって、日本語の文字は脅威の存在(たとえば、母国語以外の知識を持ち合わせていない日本人が、韓国語やタイ語などの文字を見ても発音したり、理解したりすることができないのと同じ)。それだけに、日本語の文字、特に漢字を使える外国の方は、並々ならぬ努力をしてきたのだな、と感じるのです。

【第十四話】
はーちゃんは、きれいなハナマルを書けるように繰り返し練習しました。
リコさんは、ナシマホウ界の文字(ここでは日本語を指す)を繰り返し書いてみて、自分のものにしようと努力していました(その成果が、ほうき文字)。
某クマのぬいぐるみは、今回も甘い匂いをかぎつけていました。
勝木さんは、今回もほうきで空を飛ぶ人を見つけていました。

そんな中、朝比奈さんは、興味のあることには夢中になれるが、そうでないものに苦手意識を持つ人のようです。そんなときに変われるきっかけとなるのが、身近にいる(あこがれの)人が努力している様子を見たとき。そうして、その結果を目の当たりにした時。

毎回の細かな繰り返しを信じて継続することにより、その努力は積み重なり、将来の糧になるのです。