速度も大事

以前、画像の撮影時は、アングルを気にしたいという内容を掲載しましたが、今回はシャッター速度の話。
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こちらは、琵琶湖の外輪船。夜間のバルブ撮影時は、周囲が暗さでつぶれず、かつ明るいところが飽和しない程度のシャッター速度と絞りの組み合わせを見つけることが大切です。

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外輪はさほど速く回りませんので、外が明るいとき、普通に記録すると、高速シャッターで止まって見えるか、または多少の動体ぶれの状態で記録できるかと思います。
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それを、意図的にスローシャッターで記録してみると、外輪船がとんでもない速さで移動しているように見せることができます。

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また、動いている鉄道車両も低速シャッターで流し撮りしてみると、場合によっては「競技」をしているかのようなイメージで記録することも可能です。

手ぶれは嫌われものですが、意図的なぶれは画像に動きを与えることができるので、いろいろ研究してみるのも楽しいと思います。