何のために……?

2016年7月3日に放映された「伝説のまほうつかい」の視聴感想。

【おことわり】
本所管理者の思うところがあり、本ウェブログや上記リンク先のウェブサイトにおいて、当該番組のタイトルは記しておりませんので、あらかじめご了承ください。
また、ここに記した内容は本ウェブログ管理者が視聴した結果感じたことなので、他の方の所感や、当該作品制作サイドの意図と異なる場合があります。

【第二十二話】
目的は何だったのか?その目的がなくなったら帰るのか?十六夜さんの発言が今回のポイントだと考えます。

これまでのシリーズでは、地球平和を守るという人もいれば、「わたしたちの邪魔をしないで」という理由で敵方に向かっていった人もいました。それに対して、今期は「エメラルド」という一種のステータスを得るために活動を続けてきた十六夜さん(朝比奈さんでないことに注意)。「ナシマホウ界」と呼ばれる世界での活動も「別の世界で新たな発見、新たな知識を得る」という建前でいたようですが、人生という視点から見て本当に大切なのはステータスではなく経験すること、体験することだと思います。その一つが「新たな仲間を得る」こと。

「朝比奈さん→リコさん」、「朝比奈さん→はーちゃん」である一方、自分のプライドから「十六夜さん→みらいさん」という線を認めにくい点があるのかもしれません。そこが二人の違いであり、だからといって「文化の違い」で済ませるわけにはいかない違いだと考えます。

【はーちゃん5】
見る限り、「はーちゃん5」は「伝説のまほうつかい」と化した状態のはーちゃんのようですね。一方で、はーちゃん4の状態で「はーちゃんだよ!」と言われると違和感を覚えるのも事実。

朝比奈さんは大丈夫だと思いますが、十六夜さんも新たな出会い、新たな経験を積めている現状を認め、素直に’Sono felice!’と言えるようになるといいですね。