「道外禁止」といえば、運転最高速度が65km/h以下に抑えられていた北海道内の貨車に記載された識別用の文字を指します。人によっては「北海道限定」と謳い、北海道内でしか販売されない（道外のアンテナショップでも取り扱わない）産品のことを指す場合もあるようです。もっとも、そういうものに限って通販対応している場合も多いのですが……。

で、今回の話題は「道外注意」。夏に北海道のおみやげを買って道外へ出る場合に注意したい内容の紹介です。

お店で見かける北海道のお菓子は洋菓子が多く、チョコレートを使用したものも多数見かけます。たとえば、ホワイトチョコレートをラングドシャで挟んだお菓子が有名なメーカが出している、こちらのチョコレートがけミルフィーユ。

パッケージ背面を見ると、「25度以下の涼しい場所で保存」と書いてあります。これは商品衛生上の問題というよりは、摂氏25度を超えると表面のチョコレートが溶けてしまうという面での要因が大きいと思われます。実際、そのことを意識せずパッケージを開けたら表面のチョコレートがパッケージ側にくっついてしまい、中身が分離してしまいました。

北海道は道外と比べて比較的気温が低いため、あまり意識しない場合があると思いますが、道外へ出るとその時点でチョコレートに対して厳しい外気温環境に置かれることになりますので、夏のおみやげ品選定には配慮が必要になると考えます。