空間鉄道の旅

2016年9月4日に放映された「伝説のまほうつかい」の視聴感想。

【おことわり】
本所管理者の思うところがあり、本ウェブログや上記リンク先のウェブサイトにおいて、当該番組のタイトルは記しておりませんので、あらかじめご了承ください。
また、ここに記した内容は本ウェブログ管理者が視聴した結果感じたことなので、他の方の所感や、当該作品制作サイドの意図と異なる場合があります。

【空間鉄道の旅】
カタツムリニア(夜行)で魔法界とナシマホウ界を往来する旅。外は変わり映えのしない風景が続くため、車内販売がほぼ唯一の楽しみ。ところが、冷凍みかんは不作のため、本来は四個入りのところを個包装の一個売り。レアアイテムという点では、「母恋めし」といい勝負である。

ところで、カタツムリニア本体と客車の間には引きとおし回路が存在せず、走行中に分離してもカタツムリニア本体に非常ブレーキがかからなかったため、客車が異常分離しても検出できず。これが事態の悪化を招いたのかもしれない。
そこで、救援カタツムリニアがやってくることを期待したのだが、残念なことに銀河鉄道管理局等の勢力が及ばない場所で分離事故が発生していたため、結局自分たちでどうにかする以外になかったようだ。最終的には、虹色の信号炎管で異常を知らせたのがよかったようだが。

【第三十一話】
自分の過去や将来がわからない、不安だと感じる人と、今をワクワクしている人。そんな中現れた、過去に経験したことがない困難。自分の持てる力ではその状況を跳ね除けたり、変えていったりすることができなかった。そこで思い出したのは……?
今期は、仲間をつなげるという魔法でどうにか危機的状況を切り抜けることができたようです。

以下は個人的な感想です。
おそらく、同じ内容を十年くらい前のシリーズで構成したら、もっといろいろと考えさせられるテーマがちりばめられていたように感じるのですが、今回の話は新しいアイテム、新しい格好を披露するための流れでしかなかったような気がしてなりません。
普段はハチャメチャ大混乱な話で楽しく盛り上がるのはいいのですが、たまには立ち止まって考えたり、議論したりできるようなテーマ性のある話もほしいな、と思うのが正直なところです。