ゴールとスタート

10月2日に放映された「伝説のまほうつかい」視聴感想。

【第三十五話】
競技スポーツで世界一になるのは、世界一になるという目標のゴールであり、そのタイトルを維持する新たな戦いの始まり。
入学試験に合格するのは、やりたいことがある学校等に入学するというゴールであり、やりたいことを始めるスタートラインでもある。
では、生徒会長はどうなのか?

「自分はこのようにしていきたい!」というビジョンを持っている並木君と、代表の座を手にしたいと思って行動を始めた十六夜さんの差は明らかでした。選挙をゴールラインと思っている人とスタートラインと考える人の差。ゴールした人は次のスタートラインを見つけられないとそこで歩みが止まってしまいます。
ま、これは議員選挙や首長の選挙でも似たような傾向があるといえますが……。

もう一つ大事なのが、「相手を認める、承認する」ということ。お互い相手を蹴落とそうとするどこかの国の選挙とは正反対。単に「自分では敵わない」という理由だけでおりるのではなく、「相手に役目を担ってもらったほうがよりよい状況になる」と判断できたのはよいことだと思います。