国道168号は酷

和歌山県新宮市から奈良県五條市へ抜ける区間の国道168号は概して片側1車線の道路。バイパスなどで改良された区間もあり、「酷道=細くうねうねした道」派には物足りない国道だと思われるかもしれません。
しかし、実態は「酷」。その理由とは何なのでしょうか?

大きな理由は、交通量の多さと道路の狭さが「レッツ・ラ・まぜまぜ」された状況にあります(あまり混ぜてほしくないシチュエーション)。

改良されたとはいえ、一部にはセンターラインのない区間もありますし、それ以外にも「狭い」片側1車線の区間もあります。そのため、曲線区間でセンターラインを平気で越えてきる対向車が少なくなく、常にそれを気にする必要があるのが「酷」な理由。しかも、本数は少ないものの同じ区間に路線バス(低床車もある)が入るため、道幅の狭いところで遭遇すると離合に時間を要する場合があります。

行楽シーズンには、2017年5月現在も行われている、奈良県五條市大塔町の「夢翔大橋」付近での片側交互通行に伴う大渋滞にも注意が必要です。

画像がないのは、画像を記録するだけのゆとりがない、安全に一時停車できる場所が少ない、などの理由から。沿線の名所や施設に立ち寄るという強い意思?がない限り通行を避けたいというのが、通行後の第一印象です。