熊猫のブレーキパッドを見直す

以前使用していたものに問題があったわけではないのですが、他の「低ダスト」なブレーキパッドがどんなものか試してみたかったため、変更してみました。


こちらは、販売元が「Panda用、それも(日本の)Easy向け」としてリリースしているもの。

参考までに、日本におけるEasyはイタリア向けのLoungeグレードに相当する装備が備わる高級版です。
また、販売元は「Panda 4×4用」と区別するために「Easy用」としているものと思われます。


さらに今回はブレーキホースもメッシュ入りのものに変更してみました。

交換後1,000[km]以上走行し、慣らしが終わったと判断した後に感じたのは、

  • メーカ標準や以前使用していたものと比較し、同じ踏力では相対的に効きが弱い。
  • 強く踏めばアンチロックブレーキシステムが動作する程度まで制動力が上がるので、効きが悪いわけではない。
  • 言い換えれば、ブレーキペダルのストロークをより長く使って微妙な制御をすることができる(ただし、パッドとホースそれぞれの寄与度は不明なので、両者の総合的な効果によるものと考える)。

といったところでしょうか?

ただし、ブレーキペダルで減速する時間が総運転時間に占める割合はそんなに高くないため、さらに使い込んでいくうちに印象が変化する可能性があります。